いる、鹿児島桜島火山爆発総合防災訓練が、平成25年1月11日(金)
AM9:10~PM12:00まで鹿児島駅隣接会場にて開催されました。
今回の訓練には26団体600名が参加、当協会からは東事務局長、指導士4名、
救助犬4頭(ミミー・ブルーナ・龍馬・ローズ)が参加しました。
桜島の会場は県の主導で避難訓練等が行われ、当協会は、倒壊家屋による
行方不明者捜索にあたりました。捜索では、鹿児島県警の直轄犬2頭と一緒に
ミミー・ブルーナ・龍馬の3頭が出動し任務を遂行しました。
また、会場では協会のパネル展示も行い、市長ならびに対策本部長による視察
には、東事務局長が協会の説明を行いました。
≪フォトギャラリー≫
~整列の様子~ ~倒壊家屋捜索中の龍馬~
式が行われました。
調印式には、熊本市から幸山市長をはじめ他3名、当協会からは、村上理事長をはじめ、
浅山副理事長、渡辺副理事長、米村副理事長、東事務局長、開田訓練部長、指導士1名、
救助犬2頭(アンナ号・チャボ号)が出席しました。
幸山市長と村上理事長が互いに協定書にサインを交わした後、全員で記念撮影をしました。
その後、開田訓練部長とアンナ号による服従訓練を披露し、調印式は無事に終了いたしました。
今回の災害出動協定について新聞やニュースでも大きく取り上げられました。
≪フォトギャラリー≫
~会場に飾られたパネルの数々~ ~幸山市長と村上理事長~
~協定書にサインを交わす幸山市長と村上理事長~
~固い握手!~ ~記念撮影(右)アンナ号、(左)チャボ号~
平成24年11月25日(日)、第8回九州救助犬協会訓練競技会が熊本県球磨郡の熊本ドッグ
スクール及び周辺の川辺川河川敷一帯で行われ、日頃の訓練成果を競いました。
今年は、九州北部豪雨による河川の氾濫により競技会会場も大きな被害にあいましたが、
新しい瓦礫のセッティングに平地捜索会場もリニューアルし、今年の競技会を無事に迎える事
ができました。
競技の内容は昨年同様、瓦礫捜索と平地捜索の2科目で、100点満点からの減点方式にて
採点されました。
犬の捜索意欲や執着心、ハンドラーのハンドリングやタイムなどさまざまな点を競います。
タイムは10分以内となっており、その制限時間内に各科目2名ずつを発見しなければなりません。
瓦礫捜索では、ハンドラーはスタートライン上で止まり、犬だけを前進させます。
倒壊家屋の2棟のうち1棟は、斜めになった倒壊家屋の屋根の上から吠えて発見を知らせ
なければならず、建物の横から吠えようとする犬や、時間がかかってしまった犬がいたりと
難しいものでした。
平地捜索では、ハンドラーはスタートラインで犬を放し後ろからついて行き、犬の動きを読み
ながらハンドリングします。その時審査員はハンドラーの後ろからチェックし、審査されます。
平地捜索会場は迷路のように複雑で、2m以上の背丈の草木が生い茂り犬の行く手を阻む
難所で、更にこの日は風があまり吹いておらず、制限時間内に2名とも発見できる犬が
少なかったようです。
AM8:00より開始された競技会はスムーズに進み、全ての犬が審査を終えた後、開会式が行われ
ました。事務局長、開田訓練部長から挨拶の後、年に一度の懇親会(バーベキュー)を行いました。
その後、再度整列し、表彰式が行われました。
表彰式では、瓦礫の部上位3名、平地の部上位3名、そして2科目両方において高得点を得た
総合の部上位3名が表彰されました。
今年の総合優勝者は?!そして優勝旗の行方は?。。。
リアンちゃん(佐賀)でした!!
おめでとうございました♪
表彰式後、記念撮影を行い無事に閉会いたしました。
≪フォトギャラリー≫
【瓦礫捜索】
発見したよ!!クロス~
~見つけたっ!!海王~ ~間違いない!!モカ~
~ここにいるよ!!ルパン~ ~足場が悪いから慎重に行くね!シロ~
~発見し、大きな声で知らせるリアン~
~僕は準備OKだよ!ヨイショヨイショ。モカ~
~私に任せてっ!もう見つけたよ!チャチャ~
~うん!分かった!ヨッと、慎重に。アキ~
~可愛い子供たちも応援してくれていました☆~
【平地捜索】
~難しいけど頑張ってるよ!シロ~
~チャチャ行きまーす!~ ~えっとね、あっちだ!デフィー~ ~こっちだよぉ!チャボ~
~こんな場所でもなんのその!!トリャーー!クロス~
~よぉし!行くぞっ!パパこっちだよ!!マナ~
~ここにいたんだね!アポロ~ ~早かったでしょ?!アミー~
【開会式】
~東事務局長と開田訓練部長からの挨拶とお話~
~整列~
【表彰式】
~キラキラ輝くトロフィー~
~瓦礫の部1席アポロVオキダイラント(大分)S犬100点~
~瓦礫の部2席マナVネーべルドルフ(福岡)S犬99点~
~瓦礫の部3席ビリーofオレンジヒル(熊本)L犬98点~
~平地の部1席アマンダofワイマエダ(鹿児島)BC犬100点~
~平地の部2席コニャックルパンvhユージン(鹿児島)BC犬99点~
~平地の部3席アミーVオキダイラント(大分)S犬85点~
~総合の部優勝ネルダVネーべルドルフ(佐賀)S犬199点~
~総合の部2席ノーティVネーべルドルフ(鹿児島)S犬198点~
~総合の部3席カレンVネーべルドルフ(熊本)S犬198点~
~お疲れ様でした!~
訓練が行われ、当協会からは事務局長、野中訓練部長、開田訓練部長、指導士10名、サポータ
ー3名、救助犬9頭(クロス、かんな、プリン、アギー、チャチャ、チャボ、ルナ、ローズ、オーク)が参加
しました。
今回の訓練は、通常の防災訓練と違い、要救助者(人間・ダミー)の場所は非公開で、連携も
その場で行わなければならず、実際の現場さながらの訓練でした。
捜索にあたった救助犬は6頭(クロス・かんな・アギ-・チャチャ・ルナ・オーク)で、
「埋没車両捜索」「座屈中高層ビル捜索」「倒壊家屋捜索」の3か所に分かれて行いました。
「埋没車両捜索」では、①山からの土砂により車両が埋まった②反対側は川であるという設定のもと
かんなとチャチャのペアで捜索を開始、後方部隊は沖縄県隊でした。
沖縄県隊隊長のすばやい判断と指示により、指揮下に入った指導士は最大限に救助犬を活用し、
ブラインド訓練により次々に要救助者を発見しました。
大型重機を使い土砂を取り除きながら救助犬を入れたりと、連携もしっかりとれていたと思います。
約2時間、最後まで沖縄県隊は救助犬を活用してくださいました。
最後は沖縄県隊隊長より解散の指示を受け、現場を離れました。
「座屈中高層ビル捜索」にはアギ-とルナ、「倒壊家屋捜索」にはクロスとオークが出動、
任務を遂行し後方部隊へと引き継ぎました。
お互いの任務を理解することで、連携をしっかりとる事ができたと感じました。
指導士にとって、とても良い訓練になりました。
≪フォトギャラリー≫
~当協会のパネル展示~ ~倒壊家屋に要救助者~
~救助犬出動!~
~倒壊家屋を捜索するオーク~
~今いくからね!~
~埋没車両を捜索し、要救助者を発見!チャチャ~
~次の現場へ!~
~埋没車両を捜索し、要救助者を発見!かんな~
~慎重に丁寧に捜索するかんなとチャチャ~
~座屈中高層ビルの捜索報告をした後引き継ぎ、現場を離れるアギ-とルナ~
~閉会式の様子~ ~お疲れさまでした!~
(消防・警察による救出訓練)
の二ヶ所に分かれて実施され、当協会からは佐伯市に事務局長、開田訓練部長、指導士6名、
サポーター3名、救助犬8頭(ジャム・アン・メロン・デフィ―・ルパン・ローズ・オーク・モモ)、
*待機犬は含んでいません。
津久見市には野中訓練部長、指導士4名、サポーター1名、救助犬4頭(チェイサー・マナ・アギ-・
リアン)が参加しました。
両会場ともAM8:00に集合となっていたため現地へ向かっていましたが、雨風が強く、高速では
車が風で横に押されるようでした。
津久見市の会場では、台風のような強風によりテントも立てられない状況で、到着と同時に中止と
なりました。
佐伯市の開田訓練部長に連絡後、佐伯市の会場へ応援に行くことが決まり、指導士3名、救助犬
3頭(チェイサー・アギ-・リアン)がメイン会場へ向かいました。
佐伯市の会場は初めは雨が降っていたものの風は強くなく、雨も次第に止み、天候が回復する中
救助犬による倒壊家屋からの要救助者捜索訓練へと入りました。
捜索は、指導士3名、救助犬3頭(ローズ・オーク・モモ)によるもので、ダブルチェックをする形で
進められました。
まずローズが捜索後「微反応あり!」で、オークによる再チェックを要請、オークによる再チェックで
「反応あり!」で更にモモに再々チェックを要請し、モモによる再々チェックで「要救助者あり!」、
そして自衛隊へ引き継ぎ、無事に要救助者を救出するというものでした。
全機関の訓練終了後、閉会式に参加し集合写真を撮って終了しました。
*画像は後ほどアップいたします。
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