福岡県大牟田市で23年2月10日(木)より行方が分からなくなっていた91歳の
男性の捜索を23年2月13日(日)に行いました。
今回出動した指導士は計11名+サポーター1名。
救助犬は計10頭(ウルフ号・アポロ号・クロス号・アギー号・かんな号・マナ号・
リアン号・プリン号・マックス号・海王号)*待機犬含む
AM9:00に大牟田市役所に集合、行方不明者の情報収集し、その後発生
現場である男性の自宅に移動して打ち合わせ後AM10:00より捜索を開始いた
しました。
行方不明の男性の自宅周辺は家が多く、歩いていると人目につくよう
な場所でした。
しかし、目撃情報は一切なく、遺留品なども見つかっておりませんでした。
市役所の方、地域の方やケアマネージャーの方など、一生懸命に捜されて
おられました。
~大牟田市役所での情報収集~ ~捜索準備~
午前はまず自宅から500mの範囲を6つのエリアに分け、捜索をしました。
しかし、午前の捜索では発見できずPM12:00に一旦公民館へ集まり、
午前の捜索報告後昼食休憩をとりながら、午後の捜索の打ち合わせをしました。
~午後の打ち合わせの様子~
そして、PM13:25より午後の捜索を開始いたしました。
午後は午前の範囲の残りがある人は残りとそのエリアの延長を捜索、
午前のエリアが終了している人は家族の強い要望のある市内を捜索したり、
個人的に気になる場所を捜索したりしました。
~エリアを捜索中のマナ号~ ~深い藪を捜索中のかんな号~
発見したいと皆が一丸となって捜索を続けていたその時!
再度自宅近辺を捜索中のクロス号によってPM15:10発見!
自宅裏の急斜面(木が生い茂っている)で残念ながらご遺体での発見と
なりました。
~発見現場付近~
残念な結果ではありましたが、発見できて本当に良かったです。
指導士一同、心よりご冥福をお祈りいたします。
男性の再捜索を行いました。
再捜索には、指導士9名、救助犬12頭(アンナ号、ミリー号、アミー号、ビッグ号、
メロン号、ジャム号、アン号、アギー号、ピリカ号、チェイサー号、リョウマ号、
リアン号)が出動しました。
公民館にAM8:30に集合し打ち合わせ後、AM9:00より捜索を開始いたしました。
打ち合わせの様子
今回も家族の方の強い要望のある数ヵ所のエリアと、前回救助犬が反応した
場所を重点的に行いました。
家族の方の要望があった場所で反応はありませんでした。
また、前回反応があった場所には今回、ミリー号とアンナ号が出動、反応を
再確認しました。
前回より下の位置ではありましたが、高鼻を使いながら、木に立ちかかり
強い反応を示しました。そこで、その周辺に更にアギー号とリアン号も加え
ましたが、臭気の特定には至りませんでした。
捜索中のミリー号とアンナ号
捜索中のリアン号
すると!!AM11:50頃、反応場所とは反対の地点で発見!との連絡が
入りました。
現場は、警察・消防団などが150人態勢ですでに捜索されていた場所、
発生場所から約1km地点の竹薮の中で、残念ながらご遺体での発見となり
ました。
発見したのは、そのエリアを捜索中のピリカ号でした。
発見された現場付近
残念な結果ではありましたが、ご家族の方々の発見を願う強い思いに答える
ことができ、本当に良かったと思います。
指導士一同、心よりご冥福をお祈りいたします。
同日、福岡県大牟田市より行方不明者の捜索要請が入りました。
23年2月13日(金)に捜索が決定しました。
宮崎県の日南市で1月22日(土)、PM19:00頃から行方が分からなくなって
いる92歳の男性の捜索を2月6日(日)に行いました。
捜索当日、AM9:00に日南市の公民館へ集合し、AM9:30まで打ち合わせ
をしました。
~打ち合わせの様子~
打ち合わせ後、ご家族の強い要望でまずはいくつかの気になるエリアへの
捜索を開始しました。1エリアにつき、2ペアで行いました。
今回出動した指導士は計14名+サポーター1名。
救助犬は計14頭(モネ号・アミー号・ジャム号・メロン号・アン号・リョウマ号・
チャチャ号・ジェニー号・アギー号・ピリカ号・かんな号・チャボ号・チェイサー号・
リアン号)。
ご家族から要望のあったエリアでは反応はなく、その後エリアを
500m範囲へと広げていき、捜索しました。
~ボサの中を捜索中のチェイサー号~
~山を捜索中のかんな号~
~空き家を捜索中のリアン号~
~灰が舞う現場~
~山道を捜索中のモネ号~
~生い茂る木々~
午前の捜索はPM12:00まで行いましたが救助犬に反応はなく、
昼食休憩後、午後からの捜索の打ち合わせをし、PM13:00より午後の捜索を
開始しました。
(発生場所周辺は森林だらけで、500mの範囲だけでも午前中だけでは捜索が
終わらないほどでした。)
~午後の捜索の打ち合わせ様子~
午後からは500m範囲の残り~1km以上へと広げて捜索していきました。
PM15:00過ぎ頃、発生場所から約1.5kmの地点でリアン号に反応あり、
モネ号にも同じ反応がありました。
そこで急きょ、かんな号とリョウマ号に応援を要請しました。どちらもやはり同じ
反応がありました。
~反応のあった現場近くを捜索中の
リョウマ号~
4頭の救助犬が同じ場所で同じ反応をしましたが、発見には至らず、残念な
結果となりました。
公民館へ戻り、今回の捜索場所の確認や反応場所をご家族へ伝え捜索はPM17:00をもって終了しました。
1通のメールを最後に行方が分からなくなっていた52歳の男性
の捜索を本日、平成22年12月12日(日)に行いました。
今回出動した指導士は計5名、
救助犬は(アポロ号・ジェニー号・アギー号・マナ号・リアン号)の計5頭。
篠栗町役場にAM8:30に集合し、AM9:00より捜索を開始いたしました。
どちらの方向へ出て行かれたのか、目撃情報もなく、難しい状況でした。
午前の捜索は、ペアを組み、エリアを3つに分けて行いました。
実家を出て、1度車を取りに戻ったかもしれないという話があったため、
(車は移動なし)まずは実家付近の山を中心に手分けしました。
午前中の捜索現場 捜索中のリアン号
捜索中のアポロ号 捜索中のマナ号
しかし、救助犬に反応はなくPM12時00に集合場所へ戻り、休憩をとりました。
その後、PM13:00より再度午後の捜索を開始いたしました。
午後も午前と同様、ペアを組んでエリアを2つに分けて行いました。
午後のエリアは、午前とは真逆の方向を想定し付近の川沿いと山を分かれて
捜索しました。
捜索をした川沿い
PM13:50、山を捜索中の指導士より、発見!との連絡が入りまし
た。(発見したのはアギー号です。)
その後、川を捜索中の指導士も現地へ向かい合流し、確認いたしました。
実家から10キロ離れた山中で残念ながら、ご遺体での発見となりました。
ご家族の皆様のお悲しみをお察し申しあげますとともに、
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
今回の捜索現場は、大分・熊本・宮崎にある県境の祖母山で、9月20日より連絡が途絶えてしまった男性の捜索でした。
今回の捜索には、九州救助犬協会の救助犬 9頭と、指導手11名(サポーターを含む)が、捜索活動に参加しました。
朝は、やや冷え込んでいたものの、捜索が始まる頃から、陽も差し込み気温も上昇。
エリアの捜索を進めてるうちに、いよいよ雲行きが怪しくなり、別エリアのパーティから無線で、カミナリ発生の一報が入ると本部から、下山とのの指示。
一日も早く、男性の行方が判明することを、心よりお祈り申し上げます。
山の専門的なお話などもイロイロとお話させていただき、沢山、学ぶことも出来き、私達の今後の、捜索活動に活かしていきたいと思います。
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