山口県防府市豪雨災害救助活動 7月28日（再出動）の報告

 7月28日（再出動）の山口県防府市の災害救助活動にあたられた、
佐賀県の指導士よりの、出動報告をアップします。


平成21年7月28日
６：００　
　　防府市消防本部集合（救助犬6頭、指導士６名）
　　日本レスキュー協会（救助犬3頭、指導士３名）と合流し、消防本部より災害状況等の説明を受け、捜索方法等について打ち合わせを行った。
６：３０頃
　　災害現場となった下右田地区に到着。
　　日本レスキュー協会と捜索範囲を分担し行方不明者（1名）の捜索を開始。
１０：００頃
　　行方不明者の自宅から山陽新幹線の高架下付近までの約１ｋｍ区間において、国道262号線と剣川に挟まれた区域をくまなく捜索したが救助犬に反応はみられなかったため、捜索範囲を高架下から南側へ広げて捜索を実施。
１１：００頃
　　剣川河口の佐波川合流点付近で捜索を行っていた日本レスキュー協会の救助犬が行方不明者を発見したとの一報が入り現場へ急行したところ、佐波川右岸に遺体が漂着していた。
１４：３０頃
　　遺体の身元確認がとれ、今回の行方不明者と判明し、捜索活動が終了しました。

以上報告します。

篠栗町土砂災害、再度出動要請

8月1日に福岡県篠栗町より、再度出動要請があり、
翌日8月2日、早朝より指導士11名と救助犬12頭で捜索を行った。

午前6時半に篠栗町役場に集合し、
打ち合わせ。

2班に分かれ、
土砂現場組と河川敷班に分かれて

7時45分より、捜索開始。







土砂現場では、他関係機関との関係で、思う現場捜索が出きなかったようです。

河川敷班は、現場から下流を捜索。
密に捜索を行いましたが、河川敷班も、明確な反応はなかったようです。






午後から、しばらく待機していましたが、最終的に役場からの指示があり、午後から我々は解散となりました。

福岡県篠栗町土砂崩れ現場の捜索の続報

山口県防府市の捜索を終え、九州救助犬協会は
福岡県篠栗町のりの要請で、そのまま現場の篠栗地区に向かい
昨日、夕方日没までの捜索を行った。

そして、今日。
朝5：30より、6名の指導士と救助犬が現場近くで待機。

が、朝から時より降る雨に
やむなく待機との、指示があり
結局、午後に『救助犬出動要請を解く』とのことで、午後2時45分には現場を離れることになった模様です。

急遽、出動要請

福岡県篠栗町で起きた土砂崩れ災害現場では、依然2名の行方不明が分からず
先ほど、急遽、篠栗町より出動要請があり、
山口県防府市の現場を終え、そのまま数名の指導士と救助犬が、篠栗町の災害現場に向かうとのことです。

現場より連絡

つい先ほど、行方不明になっていた方を
川で救助犬（日本レスキュー協会所属）が発見。との連絡が現場より入りました。

したがって、これで防府市での行方不明者の捜索は終了。

今回、山口県防府市の豪雨災害で、九州救助犬協会と日本レスキュー協会の合同捜索において
救助犬による捜索で4名の行方不明をの発見に至ることが出来ました。
この功績は、今後救助犬の育成にあたり、
各救助犬指導士の士気が、尚一層高まったと思います。

今回の山口県防府市豪雨災害において、
救助活動にあたられた指導士の皆様、そして救助犬に感謝致します。