9月5日(日) 午前8時40分より(*場所により異なります)、平成22年度熊本県総合防災訓練
が実施されました。
この熊本県総合防災訓練は、「防災関係機関相互及び防災関係機関と住民等との連携強化」
「住民の防災意識の高揚」、「防災関係機関職員の能力向上」を目的として行われました。
訓練場所は ①人吉第二中学校 ②村山公園 ③中川原公園 ④県球磨総合庁舎
⑤あさぎり町役場 の5か所であり、訓練には63機関、約1,000人が参加し、沢山の住民の方も
その様子をご覧になっていました。
~車両やヘリによる救助者搬送訓練の様子~
~このヘリはひばり号です~
~自衛隊の大きな車両も登場!~
救助犬は村山公園での参加でした。
今回の訓練に参加した指導士は13名、救助犬は13頭(待機含む)と沢山の会員が
集まりました。
今回の救助犬の捜索訓練のデモンストレーションは、5分間という制限時間内でのもので、
倒壊家屋や車両(2台)に人がいないか捜索するものでした。
デモンストレーションに参加したのは、クロス号・かんな号・リョウマ号・リアン号の4頭でした。
車両のうち1台は横転している状態のものでガラスが落ちているような足場が悪い状況であり、
指導士の適切な判断で救助犬を誘導しなければならないというようなところでした。
この三か所にはいずれも複数の人が入っており、救助犬達は見事な仕事ぶりを見せてくれました。
~現場へ出動する救助犬達~
~吠えて知らせるクロス号(反応あり!)~ ~反応を伝え現場を後にするリアン号~
~救助犬の反応場所を確認する隊員達~
~救助犬による反応があった場所からの救出作業~
その後閉会式を無事に迎えることができました。
この日も暑くはありましたが、曇り気味で犬にとっても人にとっても助かる天候でした。
ご参加いただいた皆様方お疲れ様でした。無事に終了!(^^)>敬礼☆
8月29日(日)午前7時より(現地訓練 午前8時25分から)
鹿児島県日置市の伊集院総合運動公園(日置市伊集院町野田)で
合同の防災訓練が行われました。
今回の訓練には、指導士12名、救助犬(待機を含む)11頭が参加しました。
救助犬のデモンストレーションでは、3つのテントのうち2つに人を隠し、探し出す
というものを行いました。
このデモンストレーションを行った救助犬は、ブルーナ号、ポン号、ピリカ号で、
臭気が少ない条件の中救助犬の実力を見せてくれました。
この日も天気がよく、太陽の日差しが強い中での訓練となり、テントに隠れていただいた方、
そして救助犬には厳しい訓練となりました。お疲れ様でした!!(^-^)
全ての機関の訓練が終わるまで、救助犬達はいろんな方に可愛がってもらっていました。
撫でてもらったり、写真を撮ってもらったり、、、
持ってある飲み水を「のど渇いとるやろう」と飲ませてくれる方もいらっしゃいました。
皆様ありがとうございました☆
タイトルの通り、救助犬の実践訓練が7月18日(日曜日)熊本県の
山鹿市立病院解体工事現場敷地内で、県、市、消防、警察、関係機関の協力のもと
行われました。訓練に参加したのは九州救助犬協会、日本捜索救助犬協会(埼玉)、
日本レスキュー協会(兵庫)の3協会で、合同での実践訓練でした。
自然災害における行方不明者の捜索及び、行政、関係機関からの要請を目的に
設立されて以来、今年度も多くの行方不明者の捜索に出動しております。
救助犬は実践訓練が不可欠です。日頃の訓練の成果を求めるとともに、
救助犬の育成向上に努めることを目的として、
今回の解体現場を実際の災害現場に近い状態でシュミレーションし、開催いたしました。
午前9時30より、開会式が行われ、九州救助犬協会訓練部長による指導士の紹介、
そして今回の訓練説明の後、『倒壊現場に被災者が生き埋めになっている』・
『倒壊しそうな4階建ての建物の中に人がまだ残っている』という状況を想定し、
捜索の訓練が行われました。
参加指導士計22名、参加救助犬約28頭でした。
訓練方法としては2頭体制による捜索で、倒壊現場に1頭・4階の建物に1頭
という形で交互に進められました。
次に、訓練部長による、特殊で高度な訓練の実践がありました。
どんなに発見しにくいような微量の匂いでも、そして指導士がどんな事をしていようが、
犬自らが何の命令によるものでもなく、捜し始めるというものでした。
さすが!見事発見!!
その後、13時に閉会式があり、無事に今回の訓練を終えました。
主催者の方をはじめ、来賓の皆さま方が炎天下の中、テントから出て指導士と救助犬の
捜索様子を間近でご覧になられていました。
暑い中ありがとうごさいました。
また、多数の報道関係の方もみえており、記事・報道によって、救助犬の存在をより多くの方々に
お伝えすることができることを心より感謝申し上げます。
これからも自然災害現場に限らず、行方不明者捜索でのいち早い発見の為にも
日々訓練をしてまいります。
今回、このような貴重な訓練場所を提供していただき、本当にありがとうございました!
また、機会がございましたらよろしくお願い致します。
↓
↓
↓
その後、九州救助犬協会、日本捜索救助犬協会、日本レスキュー協会の指導士で集まり、
会議・懇親会を行いました。
そこで、埼玉NPOハウス施設長の松尾氏とskypeで訓練報告と今後についての話をし、
その後皆で食事をしたり、話をしたりしました。
~会議の様子~
1年に1回あるかないかくらいでの合同訓練だった為、貴重な時間でした。
また、お互いの場所へ戻りますが、もしも何かあったときは連携して迅速に対応できればと
思っております。
指導士の皆さま、そして救助犬の皆さま?お疲れさまでした。(^^)
佐賀県総合防災訓練が開催された同日に、
福岡県久留米市筑後川河川敷にて『福岡県総合防災訓練』が開催され
九州救助犬協会も指導手9名、救助犬複数頭が参加致しました。
過去最大である180の防災関係機関(消防本部、消防団、警察、自衛隊、医療機関、ボランティア団体等)が参加し、風水害や地震、列車事故や生物・化学テロなどの特殊災害を想定した36種目の訓練を行いました。
九州救助犬協会は、自衛隊との連携のもとで
倒壊家屋での被災者の捜索および救出という内容で行う予定でした。
しかしながら、今回は連係不足という結果に終わってしまい、課題を残してしまった防災訓練となってしまいました。
ただ、今回経験したことは、初めてのことで、
他機関との連携を九州救助犬協会としても
今後の課題として、その原因究明を協議して今後につなげていこうと思います。
5月30日(日曜日) 、平成22年度佐賀県総合防災訓練がタカタ九州株式会社有田
製造所 (有田町上本町乙)をはじめ唐津市、伊万里市、玄海町、有田町など計8会場で行われ
ました。63機関、約1670人が参加し、40もの訓練項目で行われました。
今回佐賀県での総合防災訓練に救助犬は初参加!!!でした。
佐賀県警の機動隊と長崎県警の機動隊と連携して実演を行いました。
瓦礫の中に二人生き埋めになっている想定で、一人を発見救助したもののもう一人が発見できず、
救助犬の出動要請で救助犬が残りのもう一人を発見、機動隊に伝え機動隊による瓦礫の
撤去・救助が行われるものでした。
佐賀県警の機動隊とはリアン号、
~リアン号~
長崎県警の機動隊とはアギー号がそれぞれ連携して行いました。
~アギー号~
初めてということで指導士も犬も緊張しましたが、大勢の人が見守る中、指導士も犬も頑張りました。
沢山の人が救助犬に興味津々で、数十人もの関係者や見学に来られていた方々に囲まれ、
いろんな質問をされました。また、犬も写真を撮ってもらったり撫でてもらったりしていました。
会場の地面が土ではなく、アスファルトだったため犬にとっては大変暑い状況でしたが
会場のテントに休ませてもらったりしながら無事に閉会式を迎えることができました。
今回の防災訓練をとおして救助犬の存在を大勢の人に知ってもらうことができた事嬉しく思います。
また、次回機会がありましたら、もっともっと多くの人に救助犬の存在を知ってもらうと共に
必要性を感じていただければとそう思っております☆
30日の午後6時45分からのNHKニュースでは防災訓練の様子で救助犬が大きく取り上げられ
次の日の佐賀新聞や毎日新聞などの記事にも救助犬の捜索様子が大きく載りました。
県外からの救助犬指導士の皆様、関係機関の方々お疲れ様でした!
そしてありがとうございました!!
~佐賀新聞より(リアン号)~
~毎日新聞より(リアン号)~
Powered by "Samurai Factory"