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九州一円を拠点に活動する救助犬協会のブログです。
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Posted by - 2024.05.03,Fri
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Posted by krda_master - 2013.05.07,Tue
平成25年5月6日(月)AM8:30、市役所で当協会の事を知ったという方より
5月3日から行方不明となってる70代女性の捜索依頼があり、指導士7名、救助犬6頭
(リュウ、アポロ、アミー、プリン、アギー、リアン)が出動しました。

AM11:30に先に現場へ到着した指導士が情報収集を行い、PM12:00に指導士が大半揃った
ところで打ち合わせを行いエリアを4つに分け、PM1:00よりABCエリアの捜索を開始しました。
また、PM2:00よりDエリアも捜索を開始しました。
Aエリアをリュウ、Bエリアをプリンとアミー、Cエリアをリアンとアポロ、Dエリアをアギーが捜索
しました。
現場周辺は竹やぶや雑木林が多く、現地の方も通ったことがないような道があったりしました。

この日は気温が高く風がほとんど吹いておらず、また、今回捜索が午後からだった事や
救助犬の出動できる数が少なかった事などから捜索範囲に限界があり難航しましたが、
時折休憩を入れながら密に捜索を行いました。

PM4:00にAエリアとCエリアを捜索していた指導士が合流、一旦捜索開始場所へ集まり
再度捜索エリアを打ち合わせる事にし、Bエリアにも呼びかけABCエリアの指導士が集まりました。
その後エリアを4つに分けて捜索しましたが救助犬に反応は無く、その後集合場所に戻り
離れたDエリアを捜索していた指導士とも合流し報告し合いました。
報告の中で、Cエリアを捜索していた救助犬がかすかな微反応を示した場所があったことから、
全ての犬でその現場での確認を行いました。
しかし、その後反応は無く、残念ながら未発見のままPM5:30捜索を終了しました。







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Posted by krda_master - 2013.02.26,Tue
平成25年2月19日(火)の午前9時より、一人暮らしで認知症の79歳の女性が行方不明に
なっていました。女性は足腰が強く普段からよく散歩に出かけられていたようですが、
帰宅されないことからPM18:00警察に通報、警察や警察犬による捜索が行われていました。

同日、女性の帽子が近くの道沿いの畑に落ちているのが発見されましたが、女性の発見には
至らず、翌日20日のAM9:00にえびの市から当協会に依頼があり、開田訓練部長、指導士1名、
救助犬2頭(アンナ・ローズ)が出動、AM10:30から捜索を開始しました。
2件の目撃情報から付近一帯を捜索しましたが、救助犬の反応を得られずPM15:00過ぎに
その日の捜索が終了、翌日21日も引き続き捜索が行われました。

21日はAM8:00に行方不明者宅で合流、開田訓練部長、指導士2名、救助犬3頭(アンナ・
クロス・ローズ)による捜索が行われました。この日は、新たな目撃情報地域の捜索に入りました
が反応はなく、PM14:00頃、別エリアで捜索に参加していた住民の方により、自宅から約400m
離れた場所で残念ながらご遺体で発見されました。

指導士一同、心よりご冥福をお祈り申し上げます。





Posted by krda_master - 2013.02.17,Sun
平成25年2月10日(日)の昼すぎから、福岡県朝倉市の男性の行方が分からなく
なっており、消防や警察、地元住民による捜索が行われていましたが発見に至らず、
発生から3日後の2月13日(水)に朝倉市役所より当協会に要請が入りました。
翌日の2月14日(木)に指導士4名、救助犬4頭(チェイサー、ファーラ、ローズ、
リアン)が出動、AM7時45分に現地集合しAM8:00より捜索打ち合わせを
開始しました。

ローズとファーラを1班、チェイサーとリアンを2班としてエリア分けをし、
各班に地元消防団数名がつく形で捜索を開始しました。
また、地元住民の方々も捜索に参加したいとの強い希望で、
救助犬の捜索エリア外の場所で捜索が行われました。

捜索を開始してまもなく、『行方不明者発見!』の情報が消防団に入り、
すぐに集合場所に戻ると、車の荷台に毛布で包まれぐったりとなっている
行方不明者男性の姿がありました。
男性は山の中(自宅から約1.5km付近)で地元住民により発見されており、
500mlのペットボトルに入った水を持っていただけで、4日間何も食べずに
過ごされていたようでぐったりと衰弱されていました。
男性のご両親は目に涙を浮かべて何度も何度も男性の名前を呼ばれており、
その後すぐに救急車が呼ばれ、男性は無事に病院に搬送されました。

私たちは発見した地元住民の方と消防団と共に、男性の発見現場へ行き
現場確認し、再度集合場所に戻りました。
男性のご家族、市役所及び地元消防団の方々より、救助犬による捜索協力
に対し感謝の言葉をいただきました。
今回は救助犬による発見ではなかったのですが、無事に発見され指導士一同
ホッと胸を撫で下ろしました。
前日は雨が降っていたことや、捜索翌日は寒くなるとの天気予報が
あったこと、また、この日で捜索打ち切りの予定だったことから、
この日に発見されていなかったら、命の危険があったと思われます。
本当に無事に発見され良かったです。

最後に、
『救助犬が最後の救いだと思っていました。本当にありがとうございました。』
というお言葉を頂きました。
この言葉に私達の活動の意味があると思います。
そして人命救助という私たちの役割は大きいという事を再確認いたしました。




                      ~発見現場周辺~









Posted by krda_master - 2012.10.02,Tue
平成24年9月29日(土)、大分県別府市で行方不明となっていた70代男性の捜索を行いました。
男性は車両を駐車したまま25日朝から行方不明となっており、警察や消防、山岳救助隊による
捜索活動がおこなわれていましたが発見に至らず、28日に当協会へ要請があり、指導士6名、
救助犬6頭(アポロ・アギ-・チェイサー・オーク・モモ・リアン)が出動しました。
男性は前日の午後10時頃お孫さんからの電話に「もうすぐ帰るから先に寝ててと伝えて」と
話したのを最後に行方不明となっていました。
山が好きで、よく登山をされており、数日前に、行方不明となった当日に山へ行きたいと気持ちを
日記帳に綴られていたことから、その山周辺を中心とした捜索を行いました。

当日AM8:00に現地入りし、まず、これまでの捜索状況を聞きました。
その後アポロとオーク、アギーとモモ、チェイサーとリアンの3つにペアを分け、山岳救助隊による
山ルートのレベルに合わせ、エリア分けを行いました。
各ペアに山岳救助隊が2名ずつと、警察官が1名ずつつき、打ち合わせ後捜索を開始しました。

この日は雨が降り、霧により視界が悪く、また、急斜面の落ち葉や火山活動のある山とあって黒土の
火山土が滑りやすく、困難な捜索となりました。
また、チェイサーとリアンが捜索したエリアでは、人一人が通れるくらいの幅しかない道で、足を踏み
外すと滑落するような場所や、岩場や急斜面をロープで登り降りしなければならないような場所が
ほとんどで、犬達の安全も考えながら指示を出し、慎重に捜索にあたりました。

お昼は各自山中でとり、10分ほどで午後からの捜索を開始し、人も犬も無理のないよう適度に休憩
をとりながら捜索を続けました。
二つ目の山を越えたところで、チェイサーとリアンは別のルートを捜索しながら下山し、各自下山次第、
集合場所に戻りました。
PM16:00過ぎには全員が戻り、捜索報告をしました。
どのエリアでも救助犬に反応はなく、唯一チェイサーとリアンのエリアで微反応があっただけでした。
(*微反応の場所は、下が谷底になっており、100mほどのロープでの降下や器材、人員が必要で、
また、悪天候だった為、その日は捜索を行う事ができませんでした。)
今後について話し合い、ご家族の希望で再度捜索して欲しい場所、そして救助犬が微反応した場所
を山岳救助隊により捜索する事が決まりました。

追伸・・・平成24年10月1日(月)、山岳救助隊と救助犬アポロにて再捜索が行われました。
ご家族が気になられていた場所、そして救助犬が微反応した場所のどちらにおいても
男性の姿はなく、発見に至りませんでした。

今後も山岳救助隊による捜索活動が続きます。
指導士一同、1日も早い男性の無事発見を願うばかりです。



捜索前打ち合わせの様子


     車からだんだんと遠ざかる       ここからA班とC班(チェイサー・リアン)に分かれます


                   A班のアポロとオーク



                    周りは濃い霧で包まれる





         ロープにしがみつき、しっかりと踏ん張り、前へそして前へ。。

2つ目の頂上。霧で真白


      リアンの下山捜索ルート、写真では分かりづらいですが、急斜面です


Posted by krda_master - 2012.09.12,Wed
平成24年9月11日(火)、福岡県朝倉市で行方不明となっていた80代男性の
捜索を行いました。
男性は、3日前の昼過ぎに目撃されているのを最後に行方が分からなくなって
いました。
消防・警察による捜索が行われいましたが発見に至らず、9月10日(金)に当協会
へ正式に出動要請がありました。

今回出動したのは、指導士8名、サポーター1名、救助犬8頭(アミー・ファーラ・
ローズ・プリン・マナ・チェイサー・オーク・リアン)でした。
AM8:00に朝倉市役所に集合し、捜索状況などの情報収集後、午前の捜索打ち
合わせを地元消防団と共に行いました。
ペア決めをし、地元消防団が各ペアに2人ずつつく形で捜索を行いました。

男性は足腰が強く、道なき道を歩かれるとの情報から、林道、山の急斜面や
草木が生い茂る場所など隅々まで捜索しました。
AM11:30に本部より一旦集まり状況報告等をするとの連絡が入り、一旦
本部に戻り、PM12:00より代表が集まり状況報告、午後からの捜索エリア分けなど
を行い、休憩をとりました。
そしてPM13:30より午後の捜索を開始しました。

山の中で無線は繋がらず、お互いの状況把握ができない中、自分のエリアでの
見落としがないように密に捜索していきました。
自分のエリア捜索後、他のエリアを捜索中の仲間の応援に駆け付けようと移動
中、「男性のものと思われるバッグを発見!」との無線が消防団に入りました。
急遽、その現場の捜索を行ってほしいと言われ、現場へ急いでいたその時!
「男性を発見!」「水を飲みたいと言っているが、飲ませて大丈夫か?」との連絡が
消防団の無線に入りました。
すぐに全ての指導士に生存発見された事を伝え、現場の場所が分かるまで待機
してもらい、地元消防団同士の連絡のやり取りで現場へ向かいました。

現場到着後、すぐに待機していた指導士に場所を伝え、現場に入りました。
男性は、九州豪雨で山崩れ(土砂崩れ)していた場所から滑落して動けない状態
でした。土砂崩れは幅約7・8メートル、縦約150メートルちかくにも及ぶもので、
男性がその中間付近で倒れておられました。
上からはもちろん、下からも男性の元に行くまで足場が悪く、大きな岩や木が
ゴロゴロと転がっている急斜面に、地面が崩れ落ち、木材を架けて渡らなければ
ならないような場所など、男性の元にやっと辿りついた時には誰もが息の上がって
いる状態でした。

意識ははっきりされており、救急隊員の呼びかけに弱々しくもしっかりと応答されて
いました。
背中が痛いと話されていることから、背中から滑り落ちた可能性が高く、頭を打た
なかった事が幸いだと思いました。
男性は身動きが取れず、3日間、飲みも食べもできない状況だったと思われ、
身体は痩せ細り、ぐったりとされていました。
発見場所は、救助犬の捜索エリア外の場所で、消防団による捜索が行われていました。
自宅から真逆の方向に約13km以上離れた山中での発見でした。

ご無事で本当に良かったです。
出動した指導士、そして一緒に捜索にあたった消防団、消防、住民の皆さん、
皆がほっと胸を撫で下ろしました。



        ~足元に気をつけながら歩く救急隊員~


 ~段々と急になる現場(写真上に小さく見える人達が
                     いる場所が中間付近)

~現場から見下ろした様子~


   ~捜索後、朝倉市役所に戻り、市長に今回の捜索や
            救助犬について説明する指導士~

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