~地元消防団による消火活動訓練~~ライフラインの復旧作業訓練~
九州救助犬協会からは指導士9名、救助犬11頭(アンナ号・ポン号・メロン号・
アン号・ジャム号・クロス号・ピリカ号・ベッキー号・ルナ号・リョウマ号・デフィー号)
が参加。(*待機犬含む)
あいにくの雨模様でしたが、各機関、連携を取りながら訓練を行いました。
救助犬は、倒壊家屋の捜索を行いました。初めに ピリカ号が捜索を開始!
ピリカ号の反応した場所をポン号が再度確認し、 その後消防のレスキュー隊に
引き継ぎました。
~倒壊家屋で捜索中のピリカ号に反応あり!~
~ワンワン!再度確認をするポン号にも反応あり!~
~救助犬反応場所からの救出~ ~救急車による搬送~
~撫でてもらうアンナ号~ ~救助犬協会のパネル展示~
~救出された負傷者役にはトリアージ・ダッグ~
トリアージ・タッグについてはこちらをご覧ください。http://www.sunkohkai.or.jp/Kohga/QandAtopics/topics0012.htm
~甲賀病院のサイトより~
~閉会式(雨が強まった為、テント内での整列)~
強く降る雨の中行われた訓練で、実践により近い訓練が行われたのではないか
と思います。
参加したのは、開田訓練部長をはじめ、ハンドラー8名とサポーター2名、救助犬
13頭(アンナ号・ポン号・メロン号・アン号・ピリカ号・クロス号・かんな号・アキ号・
デフィ号・ルナ号・ベッキー号、待機組カーラ号・ローズ号)でした。
今回は初参加ということもあり、沢山の会員が参加しました。
私達、九州救助犬協会は、メイン会場となった高原町総合運動公園で行われた「新燃岳対応訓練」に参加しましたが、その他にもいくつかの地域にて、新燃岳噴火に伴う土石流を想定した避難訓練や、東南海・南海地震発生を想定した津波避難訓練を同時に実施され、2500人規模となる訓練となりました。
開会式では、河野俊嗣県知事が「東日本大震災でも、避難訓練を繰り返していた地域は被害が小さかった」「訓練を通して、関係機関との連携を図って欲しい」と挨拶されました。
~沢山人が居て嬉しいワン☆と喜ぶルナ号~
~テント前で挨拶している、アン号&メロン号姉妹~
~開会式を待つ
救助犬とハンドラー~
~開会式での河野宮崎県知事の挨拶~
~開会式に参列する救助犬とハンドラー~
メイン会場の高原町高原町総合運動公園では、「火山活動が活発で、さらに降雨による土石流の発生が予測される、或いは発生した」という訓練想定の元に「新燃岳対応(避難)訓練」が行われ、私達九州救助犬協会は、「倒壊家屋」と「埋没車両」の要救助者捜索を行いました。
「倒壊家屋捜索」には、メロン号とポン号、「埋没車両捜索」には、クロス号とかんな号が出動しました。
~災害派遣バス(出動!)~
~土石流に巻き込まれた家屋~ ~土石流に巻き込まれた車両~
~倒壊家屋を捜索中のメロン号とハンドラー~
~倒壊家屋にて要救助者発見!ポン号~
~捜索後、宮崎県警を待つポン号・メロン号~
~救助犬捜索後、
宮崎県警による救出~
~埋没車両の捜索を開始する、クロス号~
~埋没車両にて要救助者発見!かんな号!!~
~救助犬捜索後、西諸広域消防本部 ~埋没車両から救出され、宮崎県
による救出訓練~ 防災ヘリ「あおぞら」で搬送~
今回このような公の場で、救助犬の捜索訓練を初めてご覧になった方が多かったのではないでしょうか。「救助犬をアピールする」良い機会だったと思います。
救助犬をアピールする為に、会場内の一角にスペースを頂き、東日本大震災
の被災地となった気仙沼市での行方不明者捜索のDVDを放映したり、山岳救助訓練や実働風景のパネルを展示し、沢山の方に足を止めて見て頂きました。
~パネル展示の様子~ ~パネルをご覧になる西諸広域
消防本部の隊員の皆さん~
東日本大震災に出動された消防隊員さんとも、少しの時間ではありましたが情報交換をすることが出来ました。
最後に。
宮崎県は、「鳥インフルエンザ」「口蹄疫」「新燃岳の噴火」の被害を受けました。
「鳥インフルエンザ」、「口蹄疫」に関しては、今なお苦しんでいる方々がおられる
でしょう。
「新燃岳の噴火」にしても、現在は大噴火はおさまっているように思いますが、
油断は出来ない状況でしょう。
そんな状況の中で開催された県総合防災訓練に参加し、やはり、災害が起こった時の判断・協力・連携の必要性と大切さを痛感させられました。
小雨の降る中、参加した皆さんお疲れさまでした。
~情報提供は松田さん~
~画像提供は松田さんと一安さん~
平成23年5月22日(日)、平成23年度佐賀県総合防災訓練が行われました。
訓練に参加したのは、事務局長、野中訓練部長をはじめ、指導士5名
とサポーター2名、救助犬5頭(ジェニー号・プリン号・マナ号・リアン号・フレア号)
でした。
主催は佐賀県、鳥栖市、神埼市、吉野ヶ里町、基山町、上峰町、みやき町
となっており、筑後川運動公園、城原川河川敷、東背振中学校グラウンドの
三か所で58機関が参加しました。
この防災訓練の目的は、『風水害、震災、林野火災、車両事故等の災害に
備え、地域住民の参加による訓練を実施し、県民の防災意識の高揚を図ると
ともに、地域防災計画の具体的な運用と各防災関係機関の防災技術の向上及び、相互協力体制の強化を図る。』となっており、今回の訓練ポイントは、
①東日本大震災の教訓を活かした訓練
・日頃の避難訓練やコミュニティの防災力の重要性から、市町で自治会単位以上の対象地域を設定し、当該地域の全住民を対象とした避難訓練等を実施。
②昨年の災害教訓を活かした訓練
・昨年災害が発生した吉野ヶ里町東背振地区で土砂災害対応訓練、神埼市
城原川沿岸で水害対応訓練を実施。
・施設間の災害時要援護者避難訓練など災害時要援護者に係る避難支援
訓練を実施。
③新たな訓練の実施
・転落車両からの救出救助訓練
・緊急地震速報対応訓練
・ツイッター、フェイスブックによる広報・情報訓練
等でした。
~白バイ隊の華麗な技~(リハーサル)
~沢山の関係者や見学者~ ~当協会のパネル展示~
~瓦礫からの救出訓練~ ~整列する消防団~
九州救助犬協会は土砂埋没家屋からの救出訓練に参加しました。
この訓練では、豪雨により土砂崩れが発生し、家屋が土砂に埋没した為
救助犬で捜索・佐賀県警が救出救助し、住民及び消防団の協力を得て、
救護所へ搬送するというものでした。
まず、救助犬により土砂埋没家屋に要救助者がいるかを確認。
『救助犬の出動をお願いします!』という機動隊指揮官の指示の元、ジェニー号と
リアン号の2頭が出動、初めにジェニー号による捜索を開始!
反応あり!再確認で、リアン号による捜索開始!
要救助者あり!!ということで機動隊へ引き継ぐという流れでした。
2頭とも、大きな声で吠えることができました!
~機動隊と共に現場へ出動!~
~土砂埋没家屋の現場~
~いよいよ捜索開始です!~
~ワンワン!!見つけたよ!ジェニー号~
~ワンワン!!ここだよ!リアン号~
~救助犬反応場所からの要救助者救出・救助~
~重傷者を搬送~
~救助後、撤収し整列~
その後、救助犬達は展示用ブースのテントで色々な機関の方と接する事ができ
ました。
閉会式も終え、皆で集合写真を撮り無事に終了しました。
遠方から応援に来てくださった指導士の皆さんとサポーターの皆さん、朝早くからありがとうございました!!そして、一緒に訓練をしていただいた機動隊の皆さん、関係機関の方々ありがとうございました!
連携がとれた良い訓練ができたと思います☆
~閉会式での参列~
~頑張ったよ☆リアン号~ ~ちょっと休憩♪マナ号~
~ジェニーの得意技!!おんぶ!~
~写真提供マナpapaと野中さんと神埼市役所より~
今回の防災訓練に参加したのは、事務局長(他理事1名)、開田訓練部長、
野中訓練部長をはじめ、ハンドラー7名とサポーター1名、救助犬8頭(クロス号・
アギー号・プリン号・マナ号・かんな号・マックス号・チャボ号・フレア号)でした。
会場となった、熊本市小島下町地内(白川小島橋下流右岸)には、市民をはじめ、県警・消防・消防団・自衛隊、ボランティアなどの40団体が参加しました。
~開会式の様子~
この防災訓練の目的は、「市民と防災関係機関相互の連絡・協力体制の確立と防災技術の向上を図るとともに、防災意識の高揚を図る」となっていて毎年行われますが、東日本大震災の発生を受け、初めて地震による津波を想定した避難訓練も行われました。
開会式での幸山市長の訓示では、「災害時には想定外の事態が起きる。想定外の事態が発生した時、各々がどう行動を取ればいいのかと考えながら臨んでほしい」とあり、その言葉に緊張を感じました。
~幸山市長の訓示~
訓練は二部想定になっていて、第一部は「水災訓練」でした。
「白川が増水し局地的な被害が発生し始めた」とあり、防災関係機関・民間協力団体への応援要請、自衛隊派遣要請を行い、消防団員による土のう積み、陸上自衛隊ヘリによる住民救出を行いました。
第二部は「震災訓練」。
「マグニチュード7.6の地震が発生した」「津波警報が発表された」という想定の下に行われ、消防団員が呼びかけながら住民達を堤防へ避難させる訓練が行われました。
九州救助犬協会は、この「震災訓練」に参加しました。
地震によって倒れた家屋や土砂に埋もれた車から要救助者を発見し、指揮官へ報告するという設定でした。
倒壊家屋捜索を行ったのはアギー号とかんな号、埋没車両捜索を行ったのはクロス号とチャボ号です。
チャボ号は初めての参加でしたが、沢山の報道を前にして、大きく吠えて要救助者あり!と知らせることが出来ました。
救助犬による捜索終了後は指揮官の前に全員整列し、代表のハンドラーに
よって捜索報告を行いました。指揮官から「何処に要救助者が居るのか、場所を教えてください」と言われ、ハンドラーは、救助犬の反応があった倒壊家屋と埋没車両の2カ所を報告しました。その報告を元に、消防と自衛隊による救出訓練へと続きました。
~救助犬の車両登場!~
~出動!!~
~倒壊家屋を捜索中のアギー号とハンドラー~
~倒壊家屋を捜索中のかんな号(手前)と埋没車両を捜索中のクロス号(奥)~
~要救助者発見!~
~埋没車両を捜索中のチャボ号にも
反応あり!発見!~
~指揮官に捜索報告をする河野ハンドラー~
「想定外の事態が発生したら、どう行動するか」
「訓練は想定されているものだが、関係機関との連携をしっかり図る」
「防災訓練後は各機関・団体に戻り、さらに技術の向上を」
特に今年の防災訓練は、東日本大震災の発生、そして私達、九州救助犬協会は被災地へ出動したこともあって、とても考え深い訓練となりました。
皆さんお疲れさまでした。今後も技術の向上を図っていきましょう!
~人気者!(クロス号とアギー号)~
~閉会式後にパチリ☆~
~情報提供は松田さんより~
~画像提供は一安さんと松田さんとマックスママより~
宮崎県総合防災訓練はAM9:00~PM12:00まで。
鹿児島総合防災訓練はAM9:00~PM13:00まで。
お間違えのないようご注意ください。
尚、ご不明な点は事務局までご連絡ください。
*以前の記事につきましては、修正しております。
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