平成25年度熊本県総合防災訓練のお知らせ

平成25年度熊本県総合防災訓練が下記の通り実施されます。
参加可能な方は事務局までご連絡ください。

日時・・・平成25年度9月1日（日）　AM9時～PM12時

場所・・・荒尾市荒尾競馬場跡地

備考・・・倒壊家屋捜索と脱線列車車両捜索の二か所に参加。

事務局より指導士の皆さんへ

梅雨も明け夏空が広がる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか？
昨年の7月、九州北部豪雨により九州各地で土砂崩れ及び河川の氾濫が起こり、
多くの死者・行方不明者が出ました。
二次災害の危険と隣り合わせの中必死に捜索活動をしたあの日から早1年が経ちます。
今年も台風の季節となり、いつ、またこのような災害が起こるか分かりません。
指導士の皆さんには、すぐに出動ができるよう指導士・救助犬共に体調管理をしっかりし、
体制を整えておいてください。

平成25年度長崎市総合防災訓練の報告

平成25年5月22日（水）、長崎県長崎市戸石町の長崎東公園多目的広場で『平成25年度
長崎市総合防災訓練』が実施され、東事務局長、野中訓練部長、指導士3名、サポーター2名、
救助犬4頭（プリン、ファーラ、もみじ、モカ）が参加しました。

当協会は倒壊家屋の要救助者捜索に出動、指導士1名を指揮者とし、プリンとファーラが
捜索を行いました。

協会のテントにはパネルを展示し、足を運んで来られた市長には事務局長が説明を行いました。
子供達も沢山来ており、救助犬たちは人気者でした☆

平成25年度福岡県総合防災訓練の報告

平成25年6月2日（日）、福岡県大牟田市新港町ほか４か所で平成25年度福岡県総合防災
訓練が実施されました。
この日は前日から雨が降っており、会場の土はぬかるみ足をとられてしまうくらいでした。
地面には鉄板が敷かれ、参加車両はノンストップで行くよう指示があり、ある車両はタイヤが
はまり身動きがとれずにいる所を数人の人が押しているような状況でした。
開会式は中止になり、各訓練場所付近に駐車をした状態での訓練開始となりました。

当協会はAM11時より行われた倒壊家屋の要救助者捜索に入りました。
2棟の家屋を2頭ずつが捜索。
B棟もC棟も指導士2名のうち1名が指揮者もしつつ捜索に入るという形でした。
B棟では、まずチェイサーが捜索を開始し、反応あり！確認をモカが行い発見！
同時進行で行われていたC棟では、まずプリンが捜索を開始し、反応あり！確認をマナが
行い発見！
その後、B棟では自衛隊、C棟では福岡県警機動隊による救出活動へと引継がれました。
当協会の指揮者は指揮隊長へ捜索報告と車両待機を伝え、車両へ戻りました。
どの機関の隊員も泥で汚れながら懸命に頑張っていました。

福岡県大牟田市のサイトにも協会の指導士と救助犬の様子が載っています。
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/a01/sougoukunren25.html


≪フォトギャラリー≫　＊画像提供は岡橋さんより

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～前日の雨で荒れた会場～

～防災訓練開始！～


　　　　　～慎重に進む郵便屋さん～　　　　　　　　　　　　　　～各機関の様子～

　
～中高層ビルからの救出訓練～　～車内に閉じ込められた要救助者の救出訓練～



　　　　　　　　～待機中のマナ～　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～出動！！～
～発見！！～



　　　　　　　　　～モカ出動！～　　　　　　　　　　　　　　　　　～ここにだれかいるよ！～

　　　　　　　～反応あり！！～　　　　　　　　　　　　～反応場所の確認に入るチェイサー～


 
　　　～救助犬の発見場所からの救出作業に入る自衛隊と警察機動隊～

平成25年度佐賀県総合防災訓練の報告

平成25年5月26日（日）、地震や津波、風水害を想定した佐賀県総合防災訓練が
今年は杵藤地区（武雄、鹿島、嬉野、大町、江北、白石、太良の７市町）で実施され、
当協会のほか行政や企業など７５機関、一般市民を含む１８００人が参加しました。
今回は新たな取り組みとして災害時の情報伝達をテーマに、臨時FMラジオ局開設や
携帯電話への津波警報の緊急メール送信が初めて実施されました。

協会は江北会場と鹿島会場の二ヶ所に分かれて訓練を行いました。
江北会場には東事務局長、野中訓練部長、指導士2名、サポーター2名、救助犬2頭（アギー、
ファーラ）が参加し、鹿島会場には指導士3名、サポーター1名、救助犬3頭（アポロ、チェイサー、
リアン）が参加しました。

江北会場では、指導士2名のうち1名が指揮者もしつつ現場に入りました。
捜索を行ったのはアギーとファーラで、まずはファーラが倒壊家屋の要救助者捜索を行い反応
あり！続いてアギーが確認を行い発見！その後佐賀県警機動隊による救出へと引継ぎました。
複数の要救助者を次々に救出し担架で救護テントへ搬送される中、当協会の指導士も担架
搬送の手伝いをしました。

鹿島会場では、指導士3名のうち1名を指揮者とし、リアンとチェイサーが流出ガレキからの
要救助者捜索を行いました。
杵藤地区消防局との連携で、まずは消防の現場本部へ当協会の指揮者が到着を報告し、捜索
要請を受け、指導士へ捜索を開始するよう指示をしました。
初めにリアンが現場へ向かい現場の指揮者（消防側）より現場の状況や捜索要望を受け救助隊
1名と共に現場に入りました。
反応あり！
続いてチェイサーによる確認を要請、くまなくチェックをし、発見！
救助隊による救出作業へと移りました。
指揮者は消防の現場本部へ捜索報告と車両待機を伝え、指導士へ現場撤退を指示し
車両へ戻りました。

この日は天気に恵まれたものの気温が高く、人も犬もとても暑くて大変でしたが、
両会場共に犬もよく頑張ったと思います。
また今回、鹿島会場では良かった点や小さなアクシデント等もありましたが、消防と協会の両者が
うまく連携し合えたと思います。

江北会場では、パネル展示を行い多くの方が協会の活動をご覧になりました。

＊一部佐賀新聞ニュースサイトより引用


≪フォトギャラリー≫

　～現場に到着、待機する指導士と救助犬～　　～指揮本部に到着を伝える当協会の指揮者～


                                     ～消防の救助隊1名と共に捜索にあたるリアン～


                                      ～反応場所の確認捜索を行うチェイサー～


　～捜索報告と車両待機を伝える指揮者～　　　　　　　　　～現場を離れる車両～

～閉会式の様子（指導士のみ整列）～