今回のイベントは九州北部の指導士で対応します。
詳細は下記の通りです。
記
日時・・・平成25年11月16日(土) AM10:00~PM5:00
場所・・・長崎市浜の町ベルナード道りアーケード内
内容・・・服従やBOX捜索のデモンストレーション・パネル展示・募金活動・ふれあい等
備考・・・雨天決行・駐車場5台分確保済
平成25年11月10日(日)、大分県総合防災訓練が大分県中津市、宇佐市、
豊後高田市に分かれて実施され、当協会は中津市と豊後高田市の2会場に参加しました。
中津市には、東事務局長をはじめ、野中訓練部長、指導士5名、サポーター2名、
救助犬4頭(クロス・リュウ・アポロ・アミー)、
豊後高田市には、指導士3名、救助犬3頭(チェイサー・モカ・リアン)が参加しました。
今回の防災訓練は、南海トラフ巨大地震等発生時における災害対応の実効性を
高めることを主眼として、自治体と防災関係機関等との連携強化及び地域住民の
防災意識の高揚と防災知識・技能の向上を図る事を目的とし、
1.平成25年11月10日(日)午前9時00分、東海・東南海・南海に加え、日向灘を震源
域とするマグニチュード9.0の地震が発生。
県中部・南部地区で震度6強、西部・北部地区で震度5強~5弱、東部地区で震度6弱
を観測した。
地震発生から3分後、気象庁は大分県沿岸部へ大津波警報を発表(大分県北部地区
では最大津波高3m、到着時間は3時間10分前後と予報される。)
強い地震の揺れと津波による浸水、家屋の倒壊、又は火災も発生。
内陸部では道路の陥没、土砂崩れなどにより孤立地域が発生している。
2.九州北部に停滞した前線に伴う集中豪雨にて、山国川が氾濫
という想定の下、訓練は実施されました。
豊後高田市の会場では、倒壊した家屋内に人がいるもようとの連絡で
倒壊家屋(2棟)からの要救助者救出訓練にチェイサーとモカが出動し、
同時進行で各棟を捜索しました。
家屋に閉じ込められた要救助者を発見し吠えると、ハンドラーは県警機動隊
及び救助隊に発見を伝えました。
その後救助隊はハンドラーに犬の反応場所の確認をし、救助用の資機材を慎重に
使いながら家屋に穴を開け、要救助者を無事に救出・搬送しました。
救助犬の出番を終えると、会場の子供たちが犬達のもとに集まってきて
最初は怖がる子供たちも救助犬の優しさに安心し、撫でていました。
この日は、早朝雨が強くふっておりましたが(高速で向かっている時)、
会場に着くころには雨も止み、曇に覆われた中でしたが何とか訓練が終わるまで
天気ももちました。
予定どおり終わり解散いたしました。
~豊後高田市会場より~
http://www.city.bungotakada.oita.jp/dekigoto/page_01048.html(豊後高田市HP)
http://www.city-nakatsu.jp/docs/2013111100086/(中津市HP)
≪フォトギャラリー≫
【中津市会場】
~パネル展示~
~ヘリによる救出訓練~ ~本部テント(モニターで現場の様子を確認)~
~土砂埋没家屋(想定)からの
要救助者救出訓練~
~消防の現場指揮者より捜索要請を受ける ~吠えて知らせるアミー、
クロス(向かって右)とアミー(左)~ 要救助者発見!~
~再捜索をするクロス~
~警察・消防・自衛隊による
救出及び搬送訓練~
~お疲れ様でした!アミーもねっ☆~
【豊後高田市会場】
~豊後高田市会場の様子~
~救助犬にて発見後、消防・警察による救出訓練のサイレント中。指導士は待機~
~頑張ったワン!
チェイサー(右)・モカ(中)・リアン(左)~
捜索依頼が県から正式にあり、11月4日(月)に捜索を行いました。
捜索には、NPO法人日本捜索救助犬協会の指導士1名・救助犬1頭を含む
指導士9名、救助犬7頭(アプローズ・オーク・ローズ・チャボ・モカ・モモ・ブリン)が出動し、
地元消防の方と一緒にAM8:45からPM4:45まで捜索しましたが
発見に至りませんでした。
AM8:35地元消防の方との打ち合わせをし、
AM8:45全頭で某登山口より捜索しながら山頂へ向かいました。
AM9:55山頂へ到着。
AM10:09山頂で2班に分かれ、山頂の尾根沿いを捜索しました。
犬の反応が見られたところを、別の犬を入れて再捜索するも反応は無く、
PM12:09午前の捜索を終了しました。
午後からも2班に分かれて捜索範囲を広げました。
1班は下山捜索しながら、登山道を間違える可能性があると思われる
分かれ道の方へ3頭で捜索しながらPM4:20に下山しました。
2班は、別の山の捜索に移る為4頭で下山を開始、捜索しながらPM2:00に
下山しましたが、捜索しようとしていた山での捜索は時間的に厳しい状況と判断、
下山中に犬の微反応があった地点を今度は下の方から再捜索することにしました。
再度捜索を行うものの反応は無く、PM4:40に下山、PM4:45捜索終了となりました。
山は、上りの右手は笹や小さな竹やぶで、左手は傾斜の厳しい杉山でした。
風は左の傾斜から強い吹き上げがあり、
滑落も考え犬の反応を見ながら傾斜を下の方まで降りて捜索しました。
登山道は、最初と最後に急登があり、ロープを使って登る所もありましたが、
登山道を間違える可能性は低い山のように感じました。
難しい現場でした。
最終目撃情報から2週間、一日も早い発見を願っております。
~報告はチャボさん、画像はモカさんより~
一帯で『第9回九州救助犬協会訓練競技会』が開催されました。
大会には、全日本救助犬団体協議会のメンバーであるNPO法人日本捜索
救助犬協会(埼玉)からの参加もあり、救助犬全29頭が日頃の訓練の成果
を競いました。
競技の内容は過去と同様、瓦礫捜索と平地捜索の2科目で、100点満点から
の減点方式にて採点されました。
犬の捜索意欲や執着心、ハンドラーのハンドリングやタイムなどさまざまな点を
競います。
タイムは10分以内となっており、その制限時間内に各科目2名ずつを発見しな
ければなりません。
瓦礫捜索では、ハンドラーはスタートライン上で止まり、犬だけを前進させます。
倒壊家屋では雨が降っていた為滑りやすく、また、老朽化したパレットは
崩れやすく足元がグラグラと不安定でしたがどの犬もひるむことなく頑張っていました。
平地捜索では、ハンドラーはスタートラインで犬を放し後ろからついて行き、
犬の動きやさまざまな点を考えながらハンドリングし、審査員はハンドラーの
後ろからチェックし、審査されます。
この日は風が無い状態がほとんどで、制限時間内に2名とも発見できる犬
が少なかったです。
しかし、犬達の捜索意欲は高く時間いっぱい懸命に捜索していました。
午前中に半数以上の犬達が競技を終えた後、昼食の前に一旦集まり、
開会式を行いました。
それから年に一度の懇親会(バーベキュー)を行いました。
午後からはまだ競技が終わっていない残り数頭による競技が行われ、
全救助犬が競技を終えた後閉会式が行われました。
事務局長、開田訓練部長からの挨拶の後、表彰式へと移りました。
表彰式では、瓦礫の部上位3名、平地の部上位3名、そして2科目両方に
おいて高得点を得た総合の部上位3名が表彰されました。
気になるのは優勝旗の行方・・・今年は誰の手に!!!!
今年の総合優勝者は!!!!!・・・大分県のリュウ君です!
おめでとうございます!!!
表彰式終了後、無事に今年の訓練競技大会が終了しました。
≪フォトギャラリー≫
~頑張ります!!アミー(左)とアポロ(右)~
~埼玉から参戦!ハニーちゃん☆~
【瓦礫捜索】
~足場が悪くてもへっちゃら!~
~確認しながら進むアポロ~
~吠えて知らせるルパン!~
【平地捜索】
~デフィちゃん、
懸命に捜します!!
【閉会式】
~訓練部長からの挨拶と競技会の総合評価~
【表彰式】
~瓦礫の部1席ノーティVネーべルドルフ(鹿児島)S犬~
~瓦礫の部2席ファーラVハナサキソウ(長崎)S犬~
~瓦礫の部3席ネルダVネーべルドルフ(佐賀)S犬~
~平地の部1席カレンVネーベルドルフ(熊本)S犬~
~平地の部2席ピューレVネーベルドルフ(鹿児島)S犬~
~平地の部3席オリヴィアVネーベルドルフ(宮崎)S犬~
~総合の部優勝ドラゴンVオキダイラント(大分)S犬~
~総合の部2席アプローズVザック(鹿児島)S犬~
~総合の部3席ヴァーザーVヨコハマシゲリ(鹿児島)S犬~
来年も頑張りましょう!!☆お疲れ様でした!!
西日本高速道路チャリティーイベント(パートナーズ倶楽部)の詳細に
つきましては下記の通りです。参加可能な方は、事務局までご連絡ください。
記
日時・・・平成25年12月1日(日) AM9時~PM4時
場所・・・広川サービス・エリア下り線敷地内
Powered by "Samurai Factory"